黒猫「ぶんじ」

黒猫「ぶんじ」

先日、夫がまた車にひかれた猫に遭遇しました。

国分寺で見つけたその猫は「ぶんじ」と名付けましたが
翌日の夜、病院で亡くなりました。


夫が保護した時、猫の意識はほとんど無く
安楽死も考えて病院へ行きました。
レントゲンを見ると骨折はありませんでしたが
内臓の損傷はよくわからない、
頭のダメージと、もしかしたら首も・・・

結局よく分からない状態でしたが
何とかなるかもしれないというので治療をお願いしました。

次の日の夜7時過ぎ、夫と一緒に様子を見に行きました。

ほっそりした体形で、手足と尻尾もほっそり長く
耳が大きい、「スフィンクス」という猫によく似た感じでした。
黒猫だけど毛が薄くて、生後約半年の中猫でした。

ICUのベッドの中で苦しそうに息をしている猫を見ると
状態はあまり良い様には思えませんでしたが
それに反して、獣医の説明は楽観的な物でした。
「朝、ゴハンを顔の前に出したら食べるような仕草を見せた」
「意識はあまりはっきりしていないけど、自分で立って動いている」
「猫の生命力は強いので、こういう状態から元気になった猫も居る」

話している間にも、夢でも見ているのか
寝たまま手足をばたばたと、走っている様な動きをしました。

命はなんとか助かる、ということだけで
その獣医師は楽観的な説明をしたのかもしれません。


クロエは、内臓も骨も損傷は大きかったのに
意識がはっきりして、翌日の朝には自力で猫缶を食べました。
それを考えると、私にはどうしても楽観的状況に思えませんでした。


帰宅後20分位した時、電話が鳴りました。
「すぐ来ていただいた方が・・・」

夫が1人で病院へ行き、到着して3分後ぐらいに
夫を待っていたかのように息を引き取ったそうです。

その後我が家で一泊して、翌日火葬しました。
今は立派な骨壷に入れられ
「ぶんじ」として我が家に居ます。


道路に倒れていた猫を最初に気にかけたのは
あまり柄が良いとは言えない外国人の男2人で
猫を端に寄せ、110番をして
自転車のお巡りさんが2人来ました。

「このまま死ぬのを待って保健所に連絡する」という話を聞き
夫が「病院へ連れて行きたい」と言うと
お巡りさん2人が、ダンボール箱を作ったり
病院へ連れて行く準備をせっせとしてくれたそうです。

交番で準備をしていた時
最初の外国人が「気になったから」と交番に戻って来ました。
猫は2度轢かれたそうで
後から来た車は全くスピードを落とさなかったと
外国人2人は怒っていました。


男5人に助けられた、細くて小さなオス猫ぶんじは
少しだけ「生きたい」と思う気持ちが弱かったのか・・・

クロエを連れていった大学病院へ行っていたら
或いは助かったかもしれない、と
それだけが後悔です。




最後まで読んでくださり有難うございますm(__)m
スポンサーサイト
Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
         
元気です。  ←元気です。 【2010年08月】の更新記事一覧 →悠々自適  悠々自適
 

~ Comment ~

2度も車に轢かれて・・・かわいそうに。
そんなむごい仕打ちを受けながらも必死で生きよう
としていたぶんじ君に、神様が最期に少しでもぬく
もりを感じられるよう、hoppetanさん
のご主人との縁をくれたのかもしれません。

縁が有った子が亡くなるのはとても辛かったと
思います。
でもひょっとしたら・・・ぶんじ君、また別の
形でhoppetanさんご一家とご縁が結ばれ
ることもあるかもしれない。
今度は幸せに、苦しみや哀しみを少しも感じる
ことのない子に生まれ変われますように・・・

心からご冥福をお祈りします。

hoppetanさん、元気出してくださいね。

すべての出会いにはかならず意味がある。
このぶんじ君との出会いも また なにか かならず 意味があるはず。
それはぶんじ君が 生きた証。
私はこの警察の方の  死ぬのをまって
という言葉が 深く心にのこってしまいました。
なぜ そんな言葉が でるのか。
hoppetanさん つらかったですね。
だんな様も。
でも 最後にそばにいてくれる人がいて
ぶんじ君 しあわせやったとおもいます。


ぶんじくん、旅立つ時に苦しくなかったのなら........それがせめてもの救いです..........

hoppetanさんのご主人は、本当に猫アンテナの利く方ですね。
そして、ご主人もhoppetanさんもお優しい。

何故轢き逃げられる!?
投げ出すのも救うのも同じ人間、人間と動物も同じ命なのに。

悲しい出会いと別れでしたね。
飼い猫だったんでしょうか。
あんな小さな身体で交通事故にあったら、ひとたまりもないな、と思うことがあります。
最後優しい人たちに見守られて亡くなれたことだけが救いですね。
hoppetanさんの心に残った傷が早く癒えますように…。
猫ちゃん、天国で幸せに過ごせますように…。

●nico.さん
また別の形でhoppetanさんご一家と
ご縁が結ばれることもあるかもしれない。

>それはちょっと・・・ドキドキです(^^ゞ
我が家は今5匹で手一杯なので・・・(^^;

猫が車にひかれているのを見つけた、と夫から電話があった時
夫が見つけてしまったことに意味がある様な気がして
「他に人がいるから大丈夫じゃない?」とは言えませんでした。
ぶんじとの事も縁なんでしょうね。

何も悪い事をしていないのに事故に遭い苦しむ様な
動物がいなくなる事を切に願います。

●みろくさん
夫は、通るはずじゃなかった道でぶんじを見つけたんです。
何か意味があるんでしょうね。
野良猫だったのか飼い猫だったのかわかりませんが
一応名前を付けてあの世にいったので
待遇が少し良くなるかな・・・

意識もはっきりしない「もうダメかな」と言う状態だったから
警察の人はああいう事しか言えなかったのかもしれません。
それにしても「死ぬのを待って」なんて悲し過ぎる話ですね。

●とろろ姉さんさん
その道を、夫は通るはずじゃなかったそうです。
前を走っていた車がモタモタしていたので
その車と別の方へ曲がったらぶんじが居たそうです。
猫アンテナが利き過ぎちゃってます。

「何かにあたった気がしたけど、人だとは思わなかった」
と人間でもひき逃げられる時代ですからね・・・。
自然に関しても、壊すのも守るのも人間
人間って変な生き物ですね(ちょっと哲学してみました^^)

●nekosippoさん
肉球がきれいだったので飼い猫かもしれません。
でも病院では「野良ちゃんの凶暴さがある」と言われたので
どっちでしょうね。
怖い目にあって、変な所に入れられたから
必死で抵抗していたのかもしれませんね。
交通事故にあったら元の体に戻る事はないですから
ほんとに恐ろしいです。

本当に不思議なものですね。
その日その時その場所に居合わせなければ
巡り合えなかった出会い。
「ぶんじ」君も最後に優しい人に出会って今頃は空の上で走り回っているでしょう。?まだそばにいるかな?

ついついみーに出会った時のことを思い出します。
足を引きずりながらも必死に生きていたみー
確かにみーもクロエちゃんと同じく外傷がひどかったけど
自力でご飯も食べ動いていたから
やはり内蔵か脳の損傷が大きかったんですね。
本当に可愛そうなことです。
しかし何と心やさしき男性陣でしょうか。
悲しいながらも心救われるような気がします。

「出会い」とはそういうことだったんですね。

猫が交通事故で亡くなるのって、いたたまれないです。
今回のぶんじ君の件には、いろんな要素があるんですね。
治療内容のこと、警察官の言葉、車の運転、
最初にぶんじ君を寄せてくれたのが外国人の方で、
その方が戻ってくれたこと。

hoppetanさんのだんな様、hoppetanさん、残念でしたね。
ぶんじ君、hoppetanさんちの6匹目の猫さんになって
眠ってるんですね。

悲しい思いをしましたね。

ぶんじくんの命は助からなかったけれど
hoppetanさん、旦那さんを含め、助けようとした人たちがいてくれたことが、救いです。

クロ家でも、交通事故ではなかったけれど、助からなかった小さな小さな猫がいました。
いつまでも覚えています。

ぶんじくん、安らかに。

そうでしたか・・・
ぶんじ君、2度も車に・・・痛かったでしょうね・・・
でも偶然とは言え、優しい方々、特にご主人さまの優しい心に脱帽です
そして最善を尽くしてあげたhoppetanさん・・・
キットお空でぶんじ君、喜んでいると思いますよ・・・
ぶんじ君、安らかに・・・・

●みーさん
本当に不思議です。
夫はその道を通るつもりではなかったそうですから
また呼ばれてしまったのかな、と思います。

みーちゃんも自力でゴハンを食べていたんですね。
そこが大きな分かれ道なんですかね・・・。
ぶんじの場合、胸の損傷が大きかったんじゃないか
とのことでした。
最初に診た先生は「胸の損傷は多分ない」と言っていたんですけど・・・

大の男5人が小さな猫の為に動いている姿は微笑ましいですよね。
そんな人たちが居た事がせめてもの救いです。

●ちょこさん
ああ・・・、凄い・・
私のつたない文章でこんなにくみ取っていただけて・・・
とてつもなく長くなりそうな話をなるべく掻い摘んだつもりですが
ちょこさんが書いてくださったような事が伝わるのかと不安でした。
わかっていただけて感激です。
本当に交通事故は怖いです。
命が助かっても、ダンゴとクロエを見ていると
本当に怖いなと思います。

●クロpapaさん
papaさんも小さな猫さんの忘れられない思い出があるんですね。

小さな命が亡くなると、どうしても不公平に思ってしまいますが
病院のスタッフを含め、ぶんじの為に
出来る事を一生懸命してくれた人たちが居た事がせめてもの救いだと
私も思います。

誰にも知られずに消えていたかもしれないぶんじの話を
皆さんに聞いていただける事にも感謝です。

●クニさん
本にゃんとしては、大きな人間に囲まれて
痛くて怖くて苦しいだけだったかもしれませんが
気にかけた人が少しでもいたことで
「お空の上」なのか、「来世」なのか、分かりませんけど
少しでも待遇がよくなるといいなと思います。
  ※コメントの編集用
  シークレットコメントにする (管理者のみ表示)

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

MENU anime_down3.gif

同じカテゴリの記事が一覧表示されます
同じタグの記事が一覧表示されます
更新月別の記事が一覧表示されます
キーワードで記事を検索